黒千石は小さいけれど黄大豆にも負けない栄養豊富な雑穀

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黒千石は小さいけれど黄大豆にも負けない栄養豊富な雑穀

黒千石とは、小豆を丸くした程度の大きさで、黒大豆の中ではひと際小さい品種です。皮の部分は黒いですが、中身は綺麗な緑色をしています。一時期栽培されなくなったために、数が減り希少な品種になった黒千石は、黄大豆よりも豊富に含まれている成分や効能があり、注目されています。

黒千石に含まれている栄養

黒千石の栄養成分に関しては、黒大豆や黄大豆と大きく変わりがないと言われています。

カロリー392kcal
たんぱく質31.9g
炭水化物29.7g
脂質19.3g
カルシウム218mg
食物繊維14.7g

黄大豆や黒大豆と変わらず、たんぱく質の含有量が多く、ミネラルであるカルシウムや食物繊維が多い事も、同じです。
また、黒千石の黒い皮には、黒大豆と同様、ポリフェノールであるアントシアニンが含まれています。

黒千石の健康効果

黒千石に含まれているアントシアニンの含有量は、黒大豆の2倍あると報告されています。目の網膜にあるロドプシンは、目に光を浴びる度に分解し、再び合成されています。スマホやパソコンなどで目を酷使すると、ロドプシンの再生が分解に追いつかず眼精疲労や視力の低下を起こします。アントシアニンは、ロドプシンの再合成をサポートし、視力低下や眼精疲労から目を守っています。

イソフラボンの含有率も黒大豆よりも多いとされ、エストロゲンの減少による更年期障害の症状の緩和や、コレステロールの蓄積の抑制ができます。血中のコレステロールを下げる効果もあり、動脈硬化の予防にも繋がります。また、イソフラボンは骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きがありますが、骨を丈夫にするカルシウムの働きとの相乗効果で、骨粗鬆症の予防が期待できます。

ただし、イソフラボンは減少傾向がない方が多く摂り過ぎると、乳がんや子宮体がんのリスクが大きくなるため、摂り過ぎには注意が必要です。

その他アレルギーを抑制するインターフェロンγが、黒千石に含まれているとされています。

黒千石の美容効果

アントシアニンやイソフラボンには抗酸化作用があり、皮膚や毛髪を活性酸素で老化させシミやシワを作る紫外線から、保護してくれます。肌に弾力やハリを与えるコラーゲン産生に関わっているエストロゲン減少時には、イソフラボンがエストロゲン減少をサポートし、肌の弾力やハリを取り戻します。

また食物繊維は、便秘を解消し腸の掃除をしてくれます。腸の中に溜まった老廃物は、長く腸内に留まると有害物質を発生させ、有害物質は血液と共に全身に運ばれるため、肌にニキビや吹き出物ができやすくなります。食物繊維で老廃物を除去できると、肌荒れも改善できます。

黒千石のダイエット効果

ポリフェノールであるアントシアニンは脂肪の代謝を促す作用があり、内臓脂肪を減らす効果があります。またイソフラボンも、コレステロールの調整を行い、内臓や皮下に脂肪が溜まらないようにする働きがあります。

食物繊維が多く糖質が低いため、他の大豆と同じく糖質制限ダイエットに有効です。白米や小麦に代えて黒千石を使うと、その分糖質が下がります。糖質をエネルギーにして身体を動かしていますが、余ってしまうと、インスリンによって内臓などに脂肪として溜められてしまいます。逆に糖質が足りなくなると、溜めておいた脂肪が使われエネルギーとなるため、痩せやすくなります。

黒千石の簡単レシピ

黒豆を料理する場合、浸水や茹でる時間に手間がかかりますが、黒千石は黒豆よりずっと小さいため、短時間でできて便利です。

お豆が少々硬くなりますが、硬い豆が好きな方なら簡単に白米と一緒に炊けてしまいます。白米1合に黒千石は大さじ1杯程度、水加減は普通に白米を炊く1合ラインまで、30分程おいてからスイッチを入れます。出来上がったら、軽く塩を振り全体を混ぜて蒸らします。

お豆が硬くないようにするには、3~8時間水に浸けておきます。黒千石を戻した水も炊飯器に入れて炊きます。古い豆の場合は、浸水時間が長い方が良いです。

香ばしい黒千石茶

黒千石を洗って水気を切り、フライパンで炒ります。黒千石がはじけて皮が破けると、香ばしい香りがしてきますので、2分程焦がさないように炒ってから火から下ろし、大さじ3杯ほどを急須に入れます。しばらく蒸らして、注ぐと綺麗な赤紫のお茶ができます。

スイーツに料理に使いやすい黒千石きな粉

また、お餅や団子にかけたり、牛乳やヨーグルトなどに入れたり手軽に使える黒千石のきな粉が簡単にできます。黒千石を炒り、炒りあがった黒千石をミルサーにかければ出来上がりです。そのままだと荒くて食べにくい方は、ふるいにかけてください。

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