雑穀.xyz

雑穀.xyz

スーパーフードのキヌアやアマランサスはたんぱく質食品

約 5 分
スーパーフードのキヌアやアマランサスはたんぱく質食品

たんぱく質は20種類のアミノ酸から作られています。その中で9種類のアミノ酸を必須アミノ酸といいます。9種類のアミノ酸がアミノ酸評点パターンの量を超えているものをたんぱく質食品と言い、肉や魚、大豆や卵・乳乳製品はアミノ酸価が100となります。

たんぱく質の働き

 小学校、中学校では、たんぱく質は1gで4kcal、「筋肉、皮膚、血液、毛髪、爪」の元になります。と教わります。更に、高校生になると、ホルモンや、消化酵素、細胞膜、と体のほとんどを構成する成分と、勉強します。
 人の体の約20%はたんぱく質が構成していますので、たんぱく質が不足すると、筋肉だけでなく、皮膚、つまり肌も衰え、血液も作られなくなります。
 そして、最低でも必要なものが9種類の必須アミノ酸です。

〈たんぱく質食品〉
 一般にたんぱく質食品と言うと、肉や魚、大豆、乳製品、卵といわれていますが、必須アミノ酸を全て含む、アミノ酸価(アミノ酸スコア)が100の食品はたくさんあります。
 のりや、わかめ、サツマイモ、ほうれんそうや白菜、いちごなどもアミノ酸価が100になります。
 そして、雑穀の中でもアマランサス、キヌア、そばの実はアミノ酸価が100のたんぱく質食品と言えるものです。

食物のアミノ酸価

 必須アミノ酸は「イソロイシン、ロイシン、リシン、フェニルアラニン、メチオニン、バリン、ヒスチジン、トリプトファン、トレオニン」です。米はリシンのアミノ成分ンが少ないため、たんぱく質食品と言われませんが、それ以外の8種類は充分に含まれています。

  イソロイシン ロイシン リシン 含硫アミノ酸 芳香族アミノ酸トレオニン トリプトファン バリン ヒスチジン
アミノ酸評点パターン 31 63 52 25 46 27 7.4 41 18
〈雑穀のアミノ酸価(スコア)〉

 アミノ酸価は、上の数値と比べて、一つでもアミノ酸成分が少ないと、たんぱく質食品とは言えません。精白米は第一制限アミノ酸が「リシン」でアミノ酸価(アミノ酸スコア)が65と言われています。

  イソロイシン ロイシン リシン 含硫アミノ酸 芳香族アミノ酸 トレオニン トリプトファン バリン ヒスチジン
アミノ酸評点パターン31 63 52 25 46 27 7.4 41 18
あわ 47 150 22 60 97 43 21 58 26
白米 47 97 42 55 110 42 16 68 32
押し麦 42 86 41 51 100 42 17 59 27
キヌア 47 80 71 47 86 47 16 57 37
はと麦 43 160 18 48 99 30 5.7 59 25
大豆 52 89 73 34 100 47 15 55 31
小豆 50 94 91 37 100 44 14 60 39
そば 44 79 70 54 85 46 19 61 32

この数値からもわかるように、キヌア、大豆、そばはリシンを多く含みますので、それだけでもたんぱく質食品といえます。最も、大豆、大豆製品がたんぱく質食品と言うのは、有名な話なのでご存じの人も多くいますが、キヌアがたんぱく質食品というのは、さすがにスーパーフードといえます。また、細かい数値は出ていませんが、アマランサスのアミノ酸スコアが100となり、たんぱく質食品といえます。

〈たんぱく質の補足効果〉
 肉や魚、大豆などリシンを多く含む食品と、米(玄米も含む〉やあわ、エンバク、大麦のようにリシンが不足する食品を一緒にとると、不足したリシンを多いほうが補うことで、米や大麦もたんぱく質をとったことになります。
 これをたんぱく質の補足効果と言います。高校の家庭科の授業で習った人も多いことと思います。学校では、そのため、ご飯に焼き魚や、パンに肉と言った組合せを説明しますが、主食一つで取ることができるのが、アマランサスやキヌアを混ぜて炊いた、雑穀ご飯、混ぜ込んで焼いた、雑穀パンになります。