
栄養価が高く、繊維質も豊富な雑穀をもっとたくさん取り入れたい、もっといろいろな食材に加えたいという場合は、どのご家庭にもある味噌にブレンドする方法がおすすめです。
中には20種、30種と多彩な雑穀を混ぜ込みオリジナル味噌作りを楽しむ方も増えていて、味噌作りの奥深さが注目を集め、専用書籍も多数販売されています。
最近ではすでに雑穀をブレンドした味噌も製品化され多数販売されているのでぜひ上手に活用してみましょう。
雑穀パウダーをいつもの味噌汁にプラス
野菜の摂取量を増やす、不足しがちな栄養素を補うという観点から、最近では具沢山の味噌汁が注目を集めています。サラダは苦手でも味噌汁なら食べやすいという子供も多い事でしょう。
また忙しい朝や疲れた帰った夜の食事に、一杯の味噌汁があるだけでなんだか体が元気を取り戻すようにも感じられます。
このように日々の食卓に欠かせない味噌汁ですがより栄養価を高めるために、雑穀を取り入れてみましょう。
雑穀を取り入れる方法はとても簡単です。
・野菜などの具材と一緒に煮込む
・粉末状にした雑穀を出汁と一緒に混ぜ入れる
という方法です。
雑穀は粉末状にするといろいろな食材とよく馴染み、さほど存在を主張しないので、具材の内容を気にすることなく取り入れることが出来るでしょう。
食事の偏りが気になる時、インスタントの味噌汁を活用する時でも、雑穀パウダーを少量トッピングするだけで格段に栄養価をアップさせることが出来るのでお勧めです。
手作り味噌に雑穀を混ぜ込む
市販の味噌を使用せずに、こだわりの素材で手作りの味噌を作る方が増えています。味噌の主原料となる大豆に雑穀を混ぜ込むことでさらに栄養価が高まり、より健康改善効果を期待出来ます。
この時混ぜ込む雑穀はできればいろいろな種類を混ぜておくと、風味がよく、おいしい味噌が出来上がります。
雑穀には豊富な繊維質、ビタミンが含まれているので偏りがちな栄養バランスの調整にも期待が出来ます。混ぜ込む雑穀事に目印をつけておくと、種類ごとの食べ比べを楽しむことが出来おすすめです。
雑穀の風味際立つ炊き込みおにぎり
自宅で手作りの味噌を作ったり、通販でお気に入りの味噌を取り寄せたりと今味噌にこだわりを持つご家庭が増えています。せっかくの美味しい味噌ですから、日々の献立にいろいろとアレンジを楽しんでみましょう。
ここではお弁当にも大人気の雑穀入り味噌を活用したおにぎりのレシピをご紹介させていただきます。
材料:
・白米 1合
・雑穀 30g
・油揚げ 1/4枚
・水 180ml
・顆粒だし 小さじ1/2
・雑穀入り味噌 大さじ1/2
・熱湯 大さじ2
作り方
①油揚げは熱湯をかけ、油をきり食べやすいサイズに刻んでおきます
②雑穀は白米、味噌、出汁を入れ、炊飯器で炊き上げ完成です
味噌の優しい風味がとてもよい美味しい炊き込みご飯が簡単に出来上がります。冷めてもおいしく食べることが出来るのでお弁当にもおすすめです。
雑穀をミルミキサーでパウダー状にし、キッチンに常備しておくと様々な料理にトッピングすることが出来とても便利です。少量の雑穀を毎日続けて摂取することで体の中から健康管理が出来、おすすめです。