
雑穀を混ぜ込んだご飯はもちもちとした食感に仕上がり、冷めてもおいしく食べることが出来るとお弁当メニューとしても好評です。
同じメニューが続いてしまいがちと悩むお弁当に雑穀を取り入れると栄養価がアップし、各段とレパートリーを増やすことが出来ます。
お弁当におすすめの雑穀ご飯
お弁当のメインになる雑穀ご飯には黒豆や黒米がおすすめです。この黒い雑穀に含まれる色素は炊飯器で炊き上げると、白米をうっすらピンク色でもちもちとした食感に仕上げてくれます。
簡単にお赤飯風アレンジが出来ます。白米の色合いがプラスされるだけでぐっと華やかさが増し、子供の食欲もそそられます。
またこの雑穀ご飯で焼きおにぎりを作るとぐっともちもち感が引き立ち、お弁当のレパートリーを増やすことが出来ます。
雑穀をご飯に混ぜる時は、白米1合に15~30gほどが目安量です。
いろいろな種類の雑穀がブレンドされて便利な製品がスーパーなどで販売されているのでぜひ活用してみましょう。
メインにおかずにも雑穀をプラス
忙しい毎日ではつい朝食を抜いてしまったり、軽く済ませてしまう事もあります。朝は食欲がわかないという事もあるでしょう。そのような生活の中では、毎日の昼食がとても大きな役割を果たすことになります。
お弁当に雑穀ご飯を取り入れることはもちろんですが、おかずにも雑穀をプラスするとさらに栄養バランスが整います。
お弁当におすすめの雑穀入りおかずは、チキンハンバーグです。チキンをメインにすることで、豚肉よりヘルシーでさっぱりとした風味に仕上がります。
材料:
鶏ひき肉 300g
玉ねぎみじん切り 大さじ2
酒 小さじ1
溶き卵 1/2個
塩コショウ 少々
片栗粉 小さじ1
雑穀 30g
①雑穀は数時間かけ十分に吸水をし、電子レンジで加熱し柔らかい食感になるようした準備をしておきます
②鶏ひき肉、雑穀、その他の材料をすべてボウルでしっかりと混ぜ、食べやすいサイズの成型します
③軽く焼き目が付くように焼き上げ完成です
多めに作り、冷凍保存をするときは、必ず焼き上げた状態で粗熱をとってから冷凍庫へ入れましょう。材料を混ぜる時に雑菌が付着することがあり、未加熱のままで保存してしまうと食中毒などの危険性が高まります。
また加熱調理済みで冷凍保存してあれば、忙しい朝でも簡単にお弁当に入れることが出きとても重宝します。
材料にコーンや枝豆、ミックスベジタブル、青じそなどを混ぜ込むと色合い風味がまし、お弁当のレパートリーを増やすことが出来、おすすめです。
サンドイッチのお弁当にも雑穀パンを活用
手軽に食べることが出来る、パンが好き、たまにはお弁当の雰囲気を変えたいとサンドイッチのお弁当を作りたい日には、ホームベーカリーを使い、オリジナル雑穀パンがおすすめです。
材料には、粒が小さく、食感の主張が少ないもちきびや雑穀をミルミキサーでパウダーにした雑穀粉末がおすすめです。
ホームベーカリーの扱い方に合わせて、材料を混ぜるタイミング、用量を調整しましょう。
サンドイッチの様に手軽で単品のメニューの場合、ついビタミンや栄養価の摂取が不足してしまいがちです。でも雑穀を混ぜこむだけで、繊維質、ビタミンを手軽に取り入れることが出来ます。
ぜひお弁当にも雑穀を積極的に取り入れてみましょう。