
いろいろなレシピサイトがある中で、やっぱり本がいい、本を手元に置きながら料理をしたいという方にお勧めのレシピ本をご紹介させていただきます。
WEBでなくあえて本を選ぶことで、より愛着がわく上に、付箋やメモで自分、家族なりの情報を書き込むこともできるのでぜひご参考にしてください。
「つぶつぶ雑穀おかず―毎日食べたい!からだの元気を引き出す簡単おかず」
学陽書房から2007年に発売された大谷 ゆみこ さんのレシピ本です。
作者の大谷ゆみこさんは暮らしの探検家・食デザイナーという活動をされています。雑穀料理専門誌「つぶつぶ」発行人でもあり、雑穀に「つぶつぶ」という愛称をつけ、数千点におよぶ「つぶつぶベジタリアン」レシピを創作されています。雑穀料理を通して本当の食べものを取り戻す術と考え方を「ピースフード(未来食)」として提唱されている方です。山形県小国町にあるエコロジーハウス「いのちのアトリエ」を生活の拠点とし、代表を務める「ピースフードアクションnet.いるふぁ」では、“私が変わる・暮らしが変わる・地球が変わる”をテーマに、接続可能な食と暮らしへの転換を目指して、多くの活動を行っています。
数ある著作の中でもこの本では、
・野菜たっぷりで、感動のおいしさ!高キビミートボール
・もちキビのオムレツ
・粒ソバギョウ
と育ちざかりの子供が喜ぶ美味しくてボリューム満点のレシピがたくさん紹介されています。
「つぶつぶ雑穀ミラクルスイーツ」
PARCO出版 から2010年に発売されたゆみこさんのレシピ本です。
実はゆみこさんとは大谷ゆみこさんの事で、雑穀レシピの第一人者としても大変有名な方です。雑穀と言えば定番の雑穀ご飯を思い浮かべがちですが、この本では雑穀を使ったスイーツレシピの作り方をたくさん紹介してくださっています。
・砂糖・卵・乳製品ゼロのレシピ
・100%植物性のスイーツ
・食物繊維たっぷりの安心おやつ
など子育て中のママにうれしい、やさしいレシピがたくさん紹介されているのでぜひご参考にいかがでしょうか。
「毎日おいしい無発酵の雑穀パン」
創森社 から2005年に発売された木幡/恵さんのレシピ本です。
早くから雑穀食、穀菜食を実践し、「未来食アトリエ風」では、雑穀パンや雑穀スイートのクラスを担当されています。世界各地を訪ねて、現地で学んだレシピや自身が創作したレシピの中から、雑穀と100%植物性の素材でつくる、砂糖、卵、バターを使わないパンづくり、お菓子づくりを紹介されています。
雑穀はやっぱり主食として取り入れたい、趣味のパン作りのレパートリーを増やしたいという方にお勧めのレシピ本です。
この本では無発酵で出来る焼くだけのパンやピザのレシピや、クレープ、パイ、キッシュ、蒸しパンなどいろんな種類の雑穀を使用したパン作りレシピをご紹介くださっています。
栄養だけでなくアレルギーも心配という方やパン作り初心者の方でも楽しく挑戦することが出来る、ハイセンスなレシピの数々をぜひ参考にしてみませんか。
雑穀のアレンジやレパートリーを増やしたい時は、ぜひ雑穀料理のレシピ本を参考にしてみると、今まで思いつかなかった新しい発見がたくさんあり楽しい時間を過ごせます。