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雑穀と食物アレルギーの関係

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雑穀と食物アレルギーの関係

白米や小麦など主食作物に対してアレルギーを持っている場合、代用食にされることが多いものは雑穀です。雑穀は白米より豊富な栄養素を含むこと、残留農薬がない安全な食べ物であることから、アレルギー対応食品として利用するだけでなく、健康食品としても利用されます。

アレルギー対応食品としての雑穀

食物アレルギーは、食べたものが原因となって蕁麻疹や咳、下痢などの症状が起こることです。症状がひどい場合は、死に至ることもありえます。食品衛生法で定められているアレルギー表示に関する法律では、必ず表示しなければいけない『特定原材料7品目』、表示が推奨される『特定原材料に準ずるもの20品目』が指定されています。この27品目の中に小麦と大豆が含まれており、27品目中には入っていませんが、5大アレルゲンの中には米も入っています。主食の米や小麦、調味料に使われる大豆を食べることができないと、毎日の食事を作るのも困難です。
小麦アレルギーの場合、米を中心にした食事にします。小麦を使うパンや麺、お菓子は米粉や雑穀粉を使うことで代用できます。しょうゆなどの調味料に使われている小麦は、発酵することでタンパク質が分解されるため、食べることが可能です。
米アレルギーを発症する人は小麦より少ないですが、年々増えてきています。米にアレルギーを起こす原因が、米そのものでなく米に残った残留農薬の場合、無農薬栽培の米を選ぶことで対応可能です。米のでんぷん質やたんぱく質に対するアレルギーの場合、軽度ならでんぷん質やたんぱく質が少ない品種を選ぶこともできますが、米の代わりにアワやキビ、ホワイトソルガム(コウキビの一種)など雑穀を代替食品にできます。ホワイトソルガムはグルテンフリーなので、小麦アレルギーの人にもおすすめです。
また、大豆アレルギーの場合、大豆ではなく雑穀を原料とした味噌やしょうゆが販売されています。

雑穀でアレルギー緩和

米や小麦へのアレルギーが増えた原因の一つに、食生活が欧米化し、腸内で悪玉菌が増えやすくなったことがあります。雑穀は食物繊維が多く含まれています。食物繊維の働きの一つは、腸内環境を整えることです。雑穀を食べて腸内環境が整えば、アレルギー症状の緩和や予防が期待できます。
また、食べ物をよく噛むことは消化を助け、食物アレルギーになりにくくします。白米やパンなどに比べて固い雑穀は、自然と咀嚼回数が増えるため、アレルギー回避の助けになります。

雑穀へのアレルギー

雑穀は、主作物(白米・小麦)以外の穀物の総称です。雑穀の種類はいろいろですから、アレルゲンとなる雑穀もあります。アレルゲンとして有名なソバも雑穀ですし、大豆やゴマも雑穀の内に含まれます。雑穀米が体にいいからとブレンドした雑穀の種類を確認せずに食べるのは危険です。
また、小麦アレルギーの人は、大麦・はと麦・えん麦などにもアレルギー症状が出ることがあります。麦ごはんを食べないことはもちろんですが、市販の雑穀米ブレンドには大麦やはと麦が入っていることが多いので、気をつけましょう。
今まで、キビやアワなどの雑穀に対してはアレルギー症状を起こすことはないと思われていました。しかし、最近、これらの雑穀に対してアレルギーを起こす子どもも出てきています。雑穀アレルギーになった場合の症状は、米や小麦で起こる症状と似ています。雑穀を食べて、目の周りが赤くなる、肌に白い粉をふく、耳の端が切れやすくなる、胸や背中に湿疹ができる、ひどいかゆみが出る、肘や膝裏に丘疹ができるなどの症状が出た場合、アレルギーを起こしている可能性があります。