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注目のスーパーフード・アマランサス

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注目のスーパーフード・アマランサス

アマランサスは近年話題のスーパーフードで、南米原産の雑穀の一種です。万能食品と称されるほど、栄養バランスに優れています。

アマランサスとは

アマランサスは中南米原産の穀物で、1~2メートルほどの高さになる一年生草本です。花のケイトウと同じヒユ科で、栽培は涼しい高原性気候の場所を好みます。5月~6月頃に種を播き、開花後約50日、10月頃に結実します。日本では東北地方の山間地や沖縄県で栽培されているだけで、まだ国産のアマランサスの生産量は少ないです。
雑穀としては種子を食べますが、葉や茎も食べることができます。種子はクリーム色をしていて、直径1mmほどしかありません。皮をむかず、そのまま調理して食べます。モチ種のため、モチモチした食感をしています。
アマランサスはグルテンフリーのため、穀物アレルギーの代替食として利用されることも多いです。栄養価が非常に高く、スーパーグレイン(驚異の穀物)、未来の食物などと称されています。

アマランサスの歴史

アマランサスの歴史はとても古く、紀元前5000年~紀元前3000年頃から南アメリカで栽培され、インカ帝国では主食として食べられていました。日本には江戸時代末期に入ってきて、東北地方で『仙人穀』『赤粟』という名前で栽培されていた記録があります。

アマランサスの栄養成分

アマランサスは少量でも白米よりはるかに高い栄養成分が含まれています。100gあたりで比較すると、カロリーは、アマランサス358kcal:白米365kcalとほとんど同じです。しかし、タンパク質は白米の2倍、食物繊維・脂質・ビタミンB6・カルシウム・鉄分・マグネシウムも白米の3~10倍含まれており、大きな差があります。葉酸にいたっては、アマランサス130μg、白米8μgと白米の16倍です。他の雑穀と比べても、ほとんどの栄養成分でアマランサスの方が上回っています。
また、アマランサスには必須アミノ酸も豊富です。白米や小麦を食べているのでは不足しがちなアミノ酸・リジンも含まれています。リジンの働きは体の成長や肝機能の強化、免疫力のアップ、コレステロールの排出を助ける、血管を丈夫にするなど、体にとってとても重要なものです。

アマランサスの効能

栄養豊富なアマランサスを摂ることで、いろいろな健康効果を期待できます。一つ目は貧血予防効果です。アマランサスに含まれる鉄分は白米の12倍、同じスーパーフードと称されるキヌアと比べても2倍あります。赤血球の合成に必要な葉酸もキヌアには劣りますが、白米の16倍です。
アマランサスにはカルシウムも非常に多いため、ストレス予防効果・骨粗しょう症予防効果もあります。他、むくみ予防、糖尿病予防、アンチエイジング効果なども期待できます。

アマランサスを食べる時の注意点

アマランサスはアレルギーをほとんど起こさないとされていますが、絶対ではありません。
また、アマランサスに多く含まれるサポニンは、多く摂りすぎると腸の粘膜に穴が開く可能性があります。アマランサスに限らず、雑穀に含まれる発芽毒もミネラル吸収を阻害してしまいます。どちらもよく水で洗う、吸水をしっかりすることで防げます。
また、アマランサスには食物繊維も豊富なため、食べ過ぎると消化不良を起こして下痢をすることがあるのでほどほどにしておきましょう。