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日本最古の雑穀・アワを食べて健康に

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日本最古の雑穀・アワを食べて健康に

アワは日本最古の穀物で、五穀(米・麦・豆・ヒエ・アワ)の中にも入っている雑穀です。白米より栄養価が高く、健康効果を求めてアワを含め、雑穀を食べる人が増えています。

アワとは

雑穀のアワ(粟)は、東アジア原産でイネ科エノコログサ属の一年草です。雑草のエノコログサ(ネコジャラシ)が原種ともいわれています。高さは1~2メートルで、やせた土地でも栽培できるのが特徴です。
アワは、種を播く時期によって春アワ、夏アワに分けられます。春アワは関東・東北、夏アワは九州が主な栽培地です。また、種子に粘り気があるかないかで、うるちアワ・もちアワに分けられます。粒の大きさはどちらも1~1.5mmと雑穀の中で一番小さい方です。色はもちアワはクリーム色、うるちアワは薄い黄色ですが、赤い色の赤アワ、濃い黄色の黄アワもあります。
ほんのりとした甘みがあるため、アワおこしなどのお菓子に使われることも多いです。また、アワは人間が食べる他にも、小鳥やハムスターなど小動物の餌に利用されています。

アワの歴史

アワは紀元前5000年頃にはすでに中国の黄河流域で主食として栽培されていたと推定されています。ヨーロッパでも古い時代の遺跡からアワが発見されています。
日本でも米より早く栽培が始まっており、ヒエと並び日本最古の栽培作物です。白米が庶民の主食となる前は、アワ・ヒエ・キビをそのまま炊いたり、少量の米に混ぜて炊いたりして、主食としていました。第二次世界大戦後、アワが栽培されることも少なくなっています。

アワに含まれる栄養と効能

どの雑穀も白米より栄養を豊富に含んでいます。アワもそれは同じです。100g当たりの栄養成分を比べると、食物繊維が白米の約7倍あり、マグネシウム・鉄も5倍~6倍含んでいます。ビタミンB群の含有量も多く、どの成分も少なくても白米の1.5倍、多ければ3倍以上です。特にビタミンB5(パントテン酸)は雑穀の中で一番多く、1.84mg含まれています。
アワを食べることで、貧血の予防や動脈硬化の予防、脂質代謝の改善、腸内環境の改善などの効果を期待できます。

アワの食べ方

アワは白米に混ぜて炊けば、一番簡単に毎日食べることができます。白米1合に対し、大さじ1~2杯のアワと塩少々を入れ、通常の水加減より少しだけ多く入れて炊くだけです。アワはうるちアワ、もちアワ、どちらでもかまいません。もちアワを使うと、少しモチモチしたご飯になり、うるちアワならプチプチした食感を楽しめます。

白米に混ぜずに炊く場合は、アワを洗って吸水させた後、塩少々と一緒にアワの1.5倍の量の水を沸騰させた中に入れ、中火で煮ます。水分が少なくなったら、弱火にしてさらに15分煮た後、火を消して10分蒸らしてできあがりです。炊いたアワはそのまま主食として食べてもいいですし、スープやサラダなどの料理に入れて食べることもできます。すぐに全量食べない時は、小分けして冷凍すれば1ヶ月くらい保存可能です。

炊くときに水の分量をアワの2~3倍にして炊いたものは、とろりとしたできあがりで、チーズ代わりに使えます。その場合はうるちアワでなく、もちアワを使用しましょう。
アワは粒でなく、粉の状態にしたものも販売されています。アワ粉を小麦粉の代わりに使って、料理やお菓子を作ることおすすめです。