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水溶性食物繊維を摂るなら押し麦がおすすめ

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水溶性食物繊維を摂るなら押し麦がおすすめ

押し麦を入れて食べる麦飯は、貧民の食べ物扱いをされてきました。しかし、大麦の持つ栄養素が注目され、現在、押し麦や麦飯は健康食品の扱いです。

押し麦とは

押し麦とは、特別に変わった麦の種類というわけではありません。押し麦は消化のしにくい大麦を食べやすく加工した加工品の一つです。大麦を精白してから、蒸して押しつぶしたものが『押し麦』になります。押し麦は粒の真ん中に黒い線が入っており、麦ごはん、麦とろなどによく利用されています。押し麦には普通の押し麦の他に、胚芽を残して精白した胚芽押し麦や、ビタミンB1やB2を強化したビタバァレーがあります。

押し麦の歴史

押し麦が発明されるまでの大麦を食べる方法は、茹でてから米と混ぜて食べるか、石臼などで挽き割って小さくして米と混ぜて炊くかでした。明治35年、手押しのローラーでつぶして天日で干す『押し麦』が発明されました。大正2年、麦の精殻・圧延機が開発され、押し麦の大量生産ができるようになりました。

押し麦の栄養と効能

雑穀は様々な栄養素がバランスよく摂れるとして人気ですが、押し麦は特に食物繊維が豊富です。白米と比べると、17倍の食物繊維が含まれています。しかも押し麦の食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方です。不溶性食物繊維には排便を促す効果、有害物質を排出する効果がありますが、水溶性食物繊維は腸内の善玉菌を増やす、コレステロール値を下げる、糖の吸収をゆっくりにするという効果があります。そのため、押し麦を食べることで、便秘予防・改善効果、ダイエット効果、糖尿病改善効果などが期待できます。

押し麦の食べ方

押し麦の一番一般的な食べ方は、麦ごはんです。白米に好みの量の押し麦を混ぜて炊きます。水加減は通常の量+押し麦の2倍量です(押し麦大さじ2の場合、大さじ4)。白米なしで押し麦だけで炊くときも、水の量は押し麦の2倍入れてください。
どちらの場合でも、炊く前に30分以上吸水させます。米と押し麦の割合は、栄養効果を考えると1:1の割合がいいですが、慣れないうちは白米1合に対し、大さじ1~2から始めましょう。炊いたご飯を全部食べきれない場合は、1食分ずつ小分けしてラップに包み、冷凍保存してください。そのままにしておくと、パサパサしてまずくなります。

押し麦を食べる時の注意点

押し麦(大麦)は麦の仲間なので、小麦アレルギーの人はアレルギー反応が出ることがあります。食べないようにしてください。
食物繊維が多いのが押し麦の何よりの特徴でメリットですが、食物繊維の摂り過ぎもよくありません。便秘予防で押し麦を食べているのに、かえって便秘の原因になってしまいます。また、押し麦は消化が良くないため、よく噛まないと消化不良を起こし下痢になってしまいます。

押し麦の選び方

押し麦には普通のものと胚芽を残した胚芽押し麦があります。栄養の面から考えると、胚芽押し麦の方がビタミンEなどの含有量が多くおすすめです。しかし、胚芽押し麦は普通の押し麦よりにおいが強くなります。食べやすさを考えると、普通の押し麦にした方がいいでしょう。
また、押し麦には国産と外国産があります。安全なものを食べたいなら、やはり国産の押し麦を選ぶのが安心です。
一度にたくさん購入する方が得なような気がしますが、押し麦も米と一緒で虫が発生したり、味が落ちてしまったりします。1ヶ月くらいで食べきれる量を買うことがおすすめです。