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雑穀としてのソバの基礎知識

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雑穀としてのソバの基礎知識

ざるそば、かけそば等、日本人に昔から愛されているソバも擬穀類とよばれる雑穀の一つです。ソバは粉にしてから麺にするなどして食べられることが多いですが、ソバの実をそのまま食べることもできます。

ソバとは

ソバは、中国原産のタデ科ソバ属の一年草です。60cm~120cmくらいに成長し、白や赤の小さい花をつけます。ソバはやせた土地でもよく育ち、早く収穫できるのが特徴です。しかし、作付面積当たりの収穫量が少ないため、生産量はさほど多くありません。日本ではソバは北海道や山形県、長野県など冷涼な地域で多く栽培されています。
ソバは、4~5月(夏ソバ)か7~8月(秋ソバ)に種を播きます。1~2カ月ほどで花が咲き、収穫はさらに2カ月後くらいです。種子が9割くらい黒くなったら、刈り取って乾燥させます。
日本ではソバは麺にして食べるのが一般的ですが、粉にする前のソバの実を食べることもできます。茹でて食べると、ほくほくした食感です。

ソバの歴史

日本でソバは縄文時代の終わりくらいから栽培されていたようです。ずっと、ソバ粉を塊状にしたそばがき、ソバ餅として食べられていましたが、江戸時代中期に麺の状態で食べるソバが発明されました。

ソバの栄養素と効能

ソバは精白せず、胚芽ごと粉にするため、栄養成分が非常に含まれています。ソバに含まれている栄養素で有名なのはルチンです。ルチンはポリフェノールの一種で、血管を修復する働きがあります。また、抗酸化作用がとても強く、血液をさらさらにする効果も持っています。
ソバはビタミンB群の含有量も高く、白米と比べると5倍です。また、ソバはミネラルの含有量も高いです。ほとんどのミネラルが白米の2倍~3倍含んでいます。特にマグネシウムは白米23mg:ソバ190mgと、白米の8倍の含有量です。マグネシウムには酵素の働きを助けたり、骨や歯を作る助けになったりするなどの働きがあります。

ソバのアレルギー

ソバのアレルギーは他の食物アレルギーより重く、アナフィラキシーショックを起こしてしまうことがあります。ソバを口にしなくても、ソバ殻を使ったまくらを使う、ソバを茹でた水で一緒にうどんを茹でるなど、ささいなことでアレルギー症状が起こってしまいます。

ソバの食べ方

ソバは麺にしなくても、様々な使用方法があります。穀類ではありませんが、ソバの芽や茎は間引くついでにサラダにして食べることができます。ソバの実をそのまま食べる場合は、よく洗ってから1時間ほど水に漬け、ソバの実の3倍の水で茹でます。最初強火で沸騰したら弱火にして15分茹で、ざるに上げてぬめりが取れるまで水洗いしたらできあがりです。茹でた実はスープやみそ汁に入れたり、牛乳と一緒にミキサーにかけてスムージーにしたり、佃煮などを上に乗せてそのまま食べたりしてください。他の雑穀のように、洗ったソバの実を白米と一緒に炊く方法もあります。その場合、水加減は通常より少し多めにするのがコツです。

ソバを購入するには

ソバの実はスーパーなどではあまり見かけることがありません。ではどこで購入すればいいかというと、インターネット通販で販売しています。ソバの実を購入する時は、殻を取り除いた丸抜き(抜き実)を選ぶのがおすすめです。殻つきの方が栄養はあるとはいわれますが、長時間茹でても殻は柔らかくならず、そのまま食べるとイガイガします。