ルテオリンやリノール酸パワーで注目のエゴマ

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ルテオリンやリノール酸パワーで注目のエゴマ

雑穀に含まれているエゴマは、縄文時代には食用とされていたシソ科の植物の種子です。土地によっては、「えぐさ」「じゅうねん」「あぶらえ」などの呼び名があります。エゴマの種から油を取り、エゴマ油として工業などにも使われてきましたが、ミネラルや食物繊維が豊富な栄養が見直され、注目されている雑穀です。

エゴマに含まれている栄養

エゴマ100gに含まれる栄養素は、食品成分データベースによると次のようになります。

カロリー544kcal、たんぱく質17.7g、脂質43.4g、炭水化物29.4g、カリウム590mg、カルシウム390mg、マグネシウム230mg、鉄16.4mg、亜鉛3.8mg、ビタミンB1 0.54mg、ビタミンB2 0.29mg、βカロテン24μg、ビタミンE(トコフェロール)25.7mg、食物繊維20.8g

エゴマは脂質が多くなっていますが、これはαリノレン酸というオメガ3系の不飽和脂肪酸です。またポリフェノールの一種であるルテオリンが含まれています。他にもこれらの成分を含んでいる植物はありますが、含有量はエゴマが断トツです。

その他白米などの穀類と比べると、カロリーは高いですが、たんぱく質やミネラル、ビタミン、食物繊維などについては、エゴマの方が数倍高くなっています。

エゴマの健康効果

エゴマに含まれるαリノレン酸は、身体の中では作る事ができない必須脂肪酸であり、血液をサラサラにし、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを防ぐ効果があります。その他αリノレン酸は、うつ病やアルツハイマーに効果があるとの報告もあります。

ポリフェノールの一種であるルテオリンという成分は、免疫を上げる効果がありますが、アトピー性皮膚炎や花粉症などを引き起こす物質を抑える作用が発見されており、アレルギー症状も緩和するとされています。

またミネラルの含有量が非常に多く、カリウムが多い事で高血圧予防、カルシウムやマグネシウムが多い事で骨粗鬆症予防、鉄が多い事で貧血予防、食物繊維が多い事で大腸がん予防など様々な病気が予防出来ます。鉄は含有量が多いと言われるゴマよりも、更に2倍近く多くなっています。

エゴマの美容効果

エゴマには、精米された白米や小麦にはほとんど含まれない、βカロテンやビタミンEが豊富に含まれています。βカロテンは身体の中に入ると、ビタミンAになる成分です。ビタミンAもビタミンE、またルテオリンも強い抗酸化作用があり、シミやシワなど肌の老化防止に役立ちます。

肌荒れが起こったり爪が割れたり、抜け毛が増えたりしている方は、亜鉛不足かもしれません。新陳代謝を活発にする亜鉛の含有量が多い、エゴマで改善が期待できます。

エゴマのダイエット効果

エゴマは、糖質を分解するために必要なビタミンB1が豊富です。また、炭水化物の量が少ないのに食物繊維が非常に多く、糖質は100gあたりで8.6gしかありません。糖質が少なく、不溶性の食物繊維が多いため便秘予防ができ、ダイエットには良い食材と言えます。

エゴマの簡単レシピ

エゴマは、ゴマのようにフライパンで煎って、すり鉢ですったものがよく使われています。煎り過ぎると栄養が破壊されてしまうため、弱火で煎り過ぎないようにしましょう。すったエゴマは、ほうれん草のお浸しやインゲンなどの和え物、冷奴にかけても美味しく食べられます。

またエゴマの実だけを食べる場合は、味付けをしっかりした佃煮にすると保存が効き、常備菜になります。

エゴマの佃煮

エゴマの実100g、醤油大さじ4杯、酒大さじ2杯、みりん大さじ2杯、砂糖小さじ1、
乾燥切り昆布10g、ゴマ油大さじ1
弱火にしたフライパンにごま油を入れ、洗って水気をよく切ったエゴマの実と切り昆布を入れます。しばらく炒め油が回ったら、醤油、酒、みりん、砂糖を入れて水分がなくなるまで煮ます。一番少ない量で書いているため、エゴマの量を増やす時は、調味料を合わせて増やしてください。

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